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松くい虫被害
5月から7月にかけてカミキリムシが健全な松から松へと飛び回り、若い枝の樹皮を食べます。この時、カミキリムシの体内にいる線虫「マツノザイセンチュウ」が噛み傷から松の中へ入ってしまうと、松は急激に弱っていき、最終的には枯れてしまいます。枯れてしまうと幹、枝が折れやすくなり、根も弱っていくため、強風などで倒れる可能性が極めて高くなります。大きな被害をもたらす前に早めの処理が必要です。
松くい虫から松をまもるために
当組合では、松くい虫被害を防ぐため樹幹注入剤の施工を行っています。マツノザイセンチュウが松に侵入する前に薬剤を幹に直接入れることにより、マツノザイセンチュウの侵入を防いだり、増殖を防止することができます。ただし、すでにマツノザイセンチュウが侵入してしまっている松には効果が無いため、早めの施工をオススメします。
松くい被害にあってしまったら
そのままにしておくと大変危険です。すぐに伐採処理を行ってください。もしも松くい被害木が倒れ、建物などを壊してしまった場合は、その山林の所有者がすべて責任を負わねばなりません。
枯れたアカマツは大変危険です。是非お問い合わせください。
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